2023年12月度定例研究会のお知らせ

2023年12月21日(木)

月例報告会 18:30~20:30

場所:日本学士会館3階310号室(都営地下鉄三田線神保町・東京メトロ半蔵門線神保町いずれもA9出口徒歩5分)

演題:「冷戦初期のイギリスにおける公式戦時経済史の検閲論争:1951-52年の統合情報委員会レポートを中心に」

講師:太田慧氏(明治大学大学院)

基本概要:

NATOの成立(1949年)、朝鮮戦争の勃発(1950)、またそれに付随する米ソの動きを受け、イギリスでは51年から戦力再建に向けた再軍備政策や、戦略文書(GSP-52など)の策定が急がれた。そうした政治的動きに付随して、イギリスのインテリジェンス・コミュニティでは、第二次世界大戦を対象とし、出版間近だった公式経済史を検閲しようとする動きが見られた。本報告では、JIC(統合情報委員会)の作成したレポートを軸に、公式経済史の何が軍部や省庁にとって問題だったのか、そこから伺える軍事ー経済関係について論じていく。

参加費:一般会員・学生1,500円・非会員2,000円

※Zoomでの参加も可能です。お申し込みいただければ、URLをお送りいたします。

https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSe4l2-QU2y26cBHjgXOT2PcolanxX651OUZD0QEsHoO41XEmg/viewform?vc=0&c=0&w=1&flr=0

ZOOMでの参加の場合は、当日までに事務局までお振込みください。

振込先番号等は、下記をご参照ください。

ゆうちょ銀行 店名 008 普通預金 8492142


日本クラウゼヴィッツ学会

「日本クラウゼヴィッツ学会」(Clausewitz Society of Japan)は、「戦争論」の著者カール・フォン・クラウゼヴィッツ(Carl von Clausewitz)の業績を顕彰し、日本における「戦争論」を中心とする戦史・ 安全保障のあり方などについての研究を促進し、あわせて会員相互の親睦をはかることを目的とします。